詐欺も、詐欺未遂も犯罪
カード会社は、売買契約を白紙にもどす「赤でん」が実行されれば、引き落としはしないと言いました。
しかしながら、相手が売買契約をキャンセルするはずもなく、こちらは他方面で打つべき手は打とうと、弁護士と相談を進めました。
トルコで買った絨毯の鑑定は、200万として(私が払った値)、実勢価格の10分の1との結果が出ました。
弁護士によると、商取引においての10分の1という売買行為自体が、「詐欺」に相当するそうです。
以前、「デート商法の違法性が明らかに」という記事で、不法行為での購入は違法性があり、損害賠償を請求できると、ご紹介しました。
2007年京都地裁で、悪質商法を持って宝飾品を購入させた被告に、損害額の支払いを命じる判決が下されましたが、この折りの代金は、客観的価値の4倍以上ということでした。
一方、ユ●●は、日本で2枚目の絨毯を売りつけようとしました。
380万のシルク絨毯を200万でどうかと。
トルコで買った絨毯も、10分の1の実勢価格しかない代物でしたから、この絨毯も「推して知るべし」と思われます。
購入はしませんでしたから「詐欺」が未遂に終わったということで、こちらは詐欺未遂に相当します。
買ってしまって、実際に被害が出たら「詐欺罪」(刑法246条)
買わなくても、売りつけようとしたその行為だけで「詐欺未遂罪」(刑法250条)
日本の法律では、このようになっております。

カーリエ博物館
「詐欺」行為は、トルコ。
しかしながら「詐欺未遂」行為は、日本国内。
日本の警察への届け出が、可能です。

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*1.拍手コメントをいただいた方へ
教えていただいたOから始まるアドレスへ送信致しましたが、戻ってきてしまいました。
今一度、正しいアドレスを送って下さい。
2.山田さま
先日メールを送らせていただきましたが、戻ってきてしまいました。
差し支えなければ、新たなアドレスを教えて下さい。
しかしながら、相手が売買契約をキャンセルするはずもなく、こちらは他方面で打つべき手は打とうと、弁護士と相談を進めました。
トルコで買った絨毯の鑑定は、200万として(私が払った値)、実勢価格の10分の1との結果が出ました。
弁護士によると、商取引においての10分の1という売買行為自体が、「詐欺」に相当するそうです。
以前、「デート商法の違法性が明らかに」という記事で、不法行為での購入は違法性があり、損害賠償を請求できると、ご紹介しました。
2007年京都地裁で、悪質商法を持って宝飾品を購入させた被告に、損害額の支払いを命じる判決が下されましたが、この折りの代金は、客観的価値の4倍以上ということでした。
一方、ユ●●は、日本で2枚目の絨毯を売りつけようとしました。
380万のシルク絨毯を200万でどうかと。
トルコで買った絨毯も、10分の1の実勢価格しかない代物でしたから、この絨毯も「推して知るべし」と思われます。
購入はしませんでしたから「詐欺」が未遂に終わったということで、こちらは詐欺未遂に相当します。
買ってしまって、実際に被害が出たら「詐欺罪」(刑法246条)
買わなくても、売りつけようとしたその行為だけで「詐欺未遂罪」(刑法250条)
日本の法律では、このようになっております。

カーリエ博物館
「詐欺」行為は、トルコ。
しかしながら「詐欺未遂」行為は、日本国内。
日本の警察への届け出が、可能です。

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*1.拍手コメントをいただいた方へ
教えていただいたOから始まるアドレスへ送信致しましたが、戻ってきてしまいました。
今一度、正しいアドレスを送って下さい。
2.山田さま
先日メールを送らせていただきましたが、戻ってきてしまいました。
差し支えなければ、新たなアドレスを教えて下さい。
COMMENT
できます by かこ
ayaさま
そうですね。
もちろん、証拠がある方がベターと思います。
今後、怪しい絨毯屋から、日本国内で法外な値の絨毯を売りつけられようとしたら、証拠を「確保」しましょう。
そうですね。
もちろん、証拠がある方がベターと思います。
今後、怪しい絨毯屋から、日本国内で法外な値の絨毯を売りつけられようとしたら、証拠を「確保」しましょう。
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本記事のストーリーの続きについて by よしー
失礼します。
私も先月トルコで高額な絨毯を買わされ、
日本では粗悪品で値段が1/10〜1/20と言われました。
こちら日本の弁護士は口揃えて外国だから対応不可と言っておりますが、トルコ警察に被害届けを受理していただいたらクレジットカードの引き落としを止めてもらえる可能性がありますでしょうか?
記事の内容についてもっと詳しく知りたいです。
よろしくお願いします。
私も先月トルコで高額な絨毯を買わされ、
日本では粗悪品で値段が1/10〜1/20と言われました。
こちら日本の弁護士は口揃えて外国だから対応不可と言っておりますが、トルコ警察に被害届けを受理していただいたらクレジットカードの引き落としを止めてもらえる可能性がありますでしょうか?
記事の内容についてもっと詳しく知りたいです。
よろしくお願いします。
Re: 本記事のストーリーの続きについて by かこ
はじめまして。
とんだ事でしたね。
悔しいお気持ち、よく分かります。
連中の詐欺的商売は、未来永劫に続くのでしょうか?
トルコ警察に被害届を受理させるのは厳しいです。
トルコに再び行き、通訳を雇わなければならない。
日本人通訳も多くいますが、高額な人からそうでない人まで様々、能力もしかりです。
絨毯の価値も、日本であれ、トルコであれ、鑑定はそうそう簡単に出るものでもありません。
よしーさんの被られた被害額が、それらに見合うものかどうか、見合わなくても心情的に納得できないから動くのか。
悩ましいところですね。
とんだ事でしたね。
悔しいお気持ち、よく分かります。
連中の詐欺的商売は、未来永劫に続くのでしょうか?
トルコ警察に被害届を受理させるのは厳しいです。
トルコに再び行き、通訳を雇わなければならない。
日本人通訳も多くいますが、高額な人からそうでない人まで様々、能力もしかりです。
絨毯の価値も、日本であれ、トルコであれ、鑑定はそうそう簡単に出るものでもありません。
よしーさんの被られた被害額が、それらに見合うものかどうか、見合わなくても心情的に納得できないから動くのか。
悩ましいところですね。
それはよかった!
証拠などが必要になるのでしょうか・・?