友情商法で、被害届け受理 1

時：2011年
所：絨毯屋　Z---　（トルコイスタンブール）

2011年夏、Jさん（男性）はトルコに旅行し、スルタンアフメットでシャooという男性と知り合います。ブルーモスク近辺のお皿屋「Chexxxxxip」で働いているというこの男は、Jさんが泊まるホテルまで案内役をかって出ました。Jさんはそのあと知り合った「スペイン、トルコ」二人組に誘われ、タクスィムのイスティクラール通りから横道に入ったB.Parxxxxxpi sok通りに面している「Plxx Stxxxxn Cafe」という店に連れて行かれ、ここで「ぼったくりバー」の被害に遭ってしまいます。
翌日、シャooに再会し、事の次第を話すと「それはとても悲しいことだ。自分の上司なら、顔が広く警察にも通じているから相談に乗ってくれるかもしれない。紹介するよ」と親切げに話します。
連れて行かれたのが、絨毯屋「Z---」
そこでウoooと名乗る、自称31歳の男性に引き合わされます。


アヤソフィア（撮影は管理人）

ウoooは、Jさんの出身地を聞くと「以前付き合っていた彼女が住んでいた所と同じだよ。縁があるね」と親しげに笑い、自分はトルコに26人しかいない『絨毯鑑定士』のひとりであると云います。「日本のVIPや芸能人ともコネがある」と写真や名刺を見せた上で、絨毯屋のほかにレストランも経営している、ブラックカードも持っていると、富裕層であることをほのめかします。
「10月には私もシャooも日本に行くよ。是非会おう」
「ぼったくり被害」の話はどこへやら、今後も交流が続くかのような話し振りに、Jさんは次第にこの饒舌男のペースに乗せられてしまいます。


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