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2012年01月14日 ()
トルコ旅行 * 旅行
3人の絨毯屋につきまとわれた、ある女性の「スルタンアフメット滞在記」を2回に分けて紹介させてください。悪徳絨毯屋との遭遇、絨毯屋どうしの足の引っ張り合い、駆け引き、協力関係など、まさに小説を地で行くような話に、この地区のまがまがしさ、滑稽さが象徴されています。

出演→熟年A、中年R、中年K

トルコ初体験のこの方は、熟年Aに「日本語力をグレードアップさせたい」と話しかけられ、グランドバザール近くの水煙草屋へと誘われます。人畜無害に見えるこの初老の男は、そのあと彼女をブルーモスクが最も美しく見えるホテルのカフェへと案内し、アカデミックな話題(世界情勢、トルコ経済)を提供しながら、自分が富裕層であることなど身の上話なども織り混ぜて彼女の気を引いて行きます。別れ際、彼女はこの男からある種のモーションを感じはしたものの、悪い人間には見えなかったので、翌日の早い時間の夕食を約束します。

翌日出会ったのは、中年R
「Aは中年女性からお金を巻き上げる天才。多くの日本女性を手玉に取り貢がせている」と教えられ驚きます。熟年Aの手口は、グランドバザール近辺を徘徊して日本人に「声かけ」をし、観光名所や水煙草などの案内をした後、ランチやディナーの約束を取り付けるというもの。
「行くのは自由だが、僕はとても心配だ」
Rの言葉を信用した彼女は、助言に従いAとの約束を反故にします。Aからは何度も電話がかかってきましたが無視しました。

この中年Rの日本語は筋金入りで、今度は自分の絨毯屋へと彼女を囲い込み、観光情報を教えたり、ご馳走したりと徐々に彼女を懐柔します。そして最後には例の「税金だけ払って」商法で、高額な絨毯を売りつけようとします。

トプカピ宮殿
トプカピ宮殿(撮影は管理人)

Rの「絨毯買え買え攻撃」から逃れた彼女は、数日前にたまたまアヤソフィアで出会っていた中年Kに電話をして助けを求めます。すると、Rはこの手の詐欺をここ5年間続けており、一つの店でトラブるとそこを畳み、また別の名前を騙って別の場所で同じ手口を繰り返すという「いわくつきの絨毯屋」だと教えられたのです。
驚くことに、中年Kの第一声は「ああ、Aが探していた人はあなただったんだね」
何と、Aは彼女に約束を反故にされた翌日から、血相を変えてKに彼女の行方を何度も聞きに来ていたというのです。

ひとりの観光客を巡って、絨毯屋界隈で情報が駆け巡っていることを知り、彼女は空恐ろしくなります。

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[2012.01.14(Sat) 01:00] 他の絨毯屋Trackback(0) | Comments(0)
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