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リストマーク ぼったくりバーで33万の被害! 最終回 

2015年05月09日 ()
トルコ旅行 * 旅行
ぼったくりバーで、33万もの被害を受けた男性の手記を掲載いたします。

6. 無用な抵抗は避ける
行き着くところまで行ったら抵抗はしない。悔しいが、命あってのものだね。

7. 被害届を出す
被害届を出しておくと、カード会社との交渉がしやすくなる。
被害の状況がわかるもの(店の名前、被害額を示せるレシート等)を持って、管轄の警察署を訪れる。
管轄の警察署は観光エリア外のため、日中に時間のゆとりを持って行動すること。
尚、英語が通じないことの方が多いため、トルコ語話者が必要になる。
(領事館ウェブサイトに通訳者リストが掲載されている)

イスタンブール界隈
イスタンブール界隈(読者の方からご提供)

[E] まとめに代えて
被害に遭って後、被害額の回収などの動きに挑戦したものの、厳しいというのが実感です。より重要なのは、被害に遭わないような心がけであり、旅先での出会いは一期一会、見知らぬ人から親切を受けた場合に、どう行動するかを一度想像してみると良いかもしれません。

今回は、私にとって何度目かの海外旅行でした。
初めて一人旅をした数年前は、もっと周りに気を付けていた気がします。
慣れによって楽になることもあるものの、旅行前には、旅行先の情報を幅広く入手し、また計画にゆとりを持っておくことは必要かと思います。
どこの国を旅行するにしても、安全は自分で得るもの、という当たり前の結論にしか辿り着かないところはもどかしいものの、旅を楽しむことは安全の上に成り立っていることを、改めて意識することの一助になればと思います。

拙い文章ながら、最後までお読みくださった皆様、ありがとうございました。
また、このような機会を頂いたかこ様にも改めてお礼申し上げる次第です。

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[2015.05.09(Sat) 22:10] ぼったくり高額バーTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク ぼったくりバーで33万の被害! 5 

2015年05月05日 ()
トルコ旅行 * 旅行
ぼったくりバーで、33万もの被害を受けた男性の手記を掲載いたします。

ここまでは、事実ベースで経緯を記載して参りました。
現状は加害者へ罰を与えることは困難であり、被害額の回収が100%成功するとも言えません。一番は被害に遭わないこと、遭っても最小限で食い止めること、そんな観点で振り返りました。
観光者という立場から垣間見える旅先での文化の違いは楽しいものであり、しかし安全を確保されていることが前提になります。

[D] 教訓
1. 話しかけられても答えない
タクシムの駅で迷ってそうな旅行者に話しかけてる人はその弁護士ではなかった。
親切で話しかけているというよりは引っ掛けようとしているだけ。
路線図の表示もあるので、助けてもらわなくても少し時間をかければ目的地に辿りつける。話しかけられて当たり前の事しか言わない相手なら、余計なお世話と追い払うこと。

2. 会話をし始めてしまったら・・・
身なりの良さや凛々しい態度にごまかされないこと。
詐欺で取得した金額で衣類を購入しているため、当然身なりはよい。
日本に留学していて友人もいて・・と日本に愛着がありそうなことをアピールしてくる。そんな偶然はない。食事に誘われても、ひとりで楽しみたいからと断ること。
美味しい食事が食べたければ、ホテルで尋ねるという選択肢もあるので。

イスタンブール界隈
イスタンブール界隈(読者の方からご提供)

3. 会話をどこかで打ち切ること
何が望みかを問い、それに興味がないというと、じゃ何に興味がある?と尋ねてくるため、いつまでたっても会話は終わらない。
また、望みを実現してくれたとしても、そのあとで金額を提示するパターン。
もっとも、いくらかかるのかを先に尋ねても、嘘しか返ってこないので無駄。
騙されてるように感じたら、そこまでの被害額は切り捨てて、それ以上は被害を出さないような策を考える。判断を遅らせて事態の好転を待ってもどんどん悪くなる。

4. 観光エリアから離れない
スルタンアフメットの観光エリアから外れない。観光エリア内には警察の派出所があるので、場所を調べておき、巻き込まれそうになったら、ホテルに忘れ物をしたとか言って、そこへ誘導する。

5. 観光エリアから離れてしまったら
観光エリアから外れて土地勘がないところに連れ込まれたら、逃げ用がなくなる。
但し、まだ人通りが多いエリアであったり、時間が遅すぎなければタクシーを捕まえる。タクシーでボッタクられるケースもありうるが、被害額は少なくて済む。

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[2015.05.05(Tue) 21:50] ぼったくり高額バーTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク ぼったくりバーで33万の被害! 4 

2015年04月27日 ()
トルコ旅行 * 旅行
ぼったくりバーで、33万もの被害を受けた男性の手記を掲載いたします。

[C] 警察署訪問、帰国後の対応
7. 翌日、ホテルから最も近いスルタンアフメット地区の観光警察署に行く。
話は聞いてもらえるが、バーの名前を覚えていなかったため、バーの名前か住所を調べてそのバーのある管轄の警察に被害届を出してと言われる。
(被害のあった場所の警察署でのみ被害届を受理するのがタクシムのルールと説明)

レストランの管轄の警察署を訪れ、手がかりを話すと、バーが隣の警察の管轄であることがわかる。しかし、隣の警察署は英語が話せる者がおらず、通訳を自分で連れてくるように言われるが、アテもなく、被害届は出せずに帰国。

いすたんブール界隈
イスタンブール界隈(読者の方からご提供)

8. 帰国後、休み明けにカード会社や領事館に連絡。
領事館は、「警察への被害届を出しなさい、程度しか言えない」との回答。
カード会社も、「スキミング不正使用以外の対処はしない」との回答。
一方、警察への被害届については、基本は本人が被害地域の警察署を訪れることが原則であり、日本からの提出はそれなりの費用が発生するようで、事態好転が臨めずここで行動は断念。

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[2015.04.27(Mon) 22:35] ぼったくり高額バーTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク ぼったくりバーで33万の被害! 3 

2015年04月20日 ()
トルコ旅行 * 旅行
ぼったくりバーで、33万もの被害を受けた男性の手記を掲載いたします。

[B] 経緯(ベリーダンス)
5. 会計をする頃、弁護士は「この後ベリーダンスを見に行こう」と提案してくる。
私は、遅くなったのでもう帰るというが、「トルコでの最後の夜なんだろう?人生は短いから楽しまなくっちゃ。12時にはホテルに送っていくから。僕の誕生日だしトルコ人は相手を思いやるんだ。君のために尽くすよ。幸せにするからさ」と言うので同行する。

弁護士が呼んだ2人の仲間(ボディーガードと説明された)が持ってきた車で移動。
路地裏のバーへと案内される。そこでベリーダンスを見るが、私自身は何となく不安になり、どう切り上げようかを考え始める。
12時を超えたので、弁護士に帰らないかと言っても「まだグラスが残ってるから」と全く帰ろうとしない。
で、ようやく店員を呼び寄せてもらえるが、 店員は5000TLと記された紙を見せる。
弁護士は「グラスが一本200-300するんでね」とこともなげに言う。

ブルーモスク
ブルーモスク(読者の方からご提供)

6. 店員も親切そうにも見えず、こちらのテーブルにも弁護士と彼の仲間二人がいる。
交渉の余地はどう考えてもなく、カードで支払おうとする。
ところが、店のカード機械が故障。店を出て車に乗せられる。
弁護士の知ってる酒屋に着くと、5000TLと言っていたのに「送金手数料がかかるから7000TL」と言われそこから送金させられる。

それ以上の言い返しはせず支払い、その後再びバーに戻ることに。
弁護士と店側がなにかの話をしていた。
2時をまわり、ようやくバーを離れホテル近くで解放される。
君も楽しんだんだろう、なら口外しないことだな」と言い残して弁護士達は去る。

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[2015.04.20(Mon) 22:30] ぼったくり高額バーTrackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

管理人のみ閲覧できます by -

2117の方へ by かこ
はじめまして!
コメントをいただき、ありがとうございます。

ほんとうに、33万という「飲み代」に驚きますよね。
被害者の方は、睡眠薬の心配をされて結局何も手をつけなかったそうです。
ぼったくりバー被害も、絨毯と同様、ツーリストに周知していかなければと思っています。
ただ、昨今の情勢から、トルコへの日本人旅行者が激減していると聞いています。

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リストマーク ぼったくりバーで33万の被害! 2 

2015年04月13日 ()
トルコ旅行 * 旅行
ぼったくりバーで、33万もの被害を受けた男性の手記を掲載いたします。

3. スルタンアフメットで降車。
レストランが開く18時半まではまだ時間があるので、弁護士の兄の土産物屋に立ち寄る。
弁護士は、トルコは日本と同じく靴を脱いで生活する、といった文化紹介をしつつ、「トルコ人にとってはスカーフ、ランプ、絨毯の3点が重要でどこの家にもある。良ければあのランプを君の部屋に飾ったらどうかね?部屋を優しく照らし出すし、僕達が会ったことの思い出にもなるし」と誘う。

私が「ランプよりもスカーフの方が興味がある」と言うと、「ランプよりも高いけど君が興味があるなら見せようか、何色が好き?」と幾つかのパターンを見せてくれる。
そこそこ気に入ったものがあったので選ぶと、900TLという。
高すぎるので買うのを止めるというと、「じゃ、いくらまでなら 払える?同じ柄で薄いものなら3分の1の値段だ」という。押し切られる形で購入。

イスタンブール界隈
イスタンブール界隈(読者の方からご提供)

4. レストランまで歩いて行く。
2-3分かと思いきや、随分歩く。
途中で「タクシーに乗ろうか」と聞かれるが、そんなに遠いのかと言い返す。
結局10分以上曲がりくねった坂を下っていく。
テラスを持つレストランが幾つか集まったエリア。食事やアルコールをたしなむ。

最初は割り勘のニュアンスを漂わせていたものの、最後には「僕がトルコ文化を紹介したから君が支払う。来年僕が日本に行った時には君が案内してくれて僕が支払う。フェアだよね」
会計350TLは私持ち。

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[2015.04.13(Mon) 22:40] ぼったくり高額バーTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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