トルコ「消費者保護法違反裁判」は、原告勝訴
私と同時期に絨毯屋Z---で騙され、200万の返金を求めて裁判を起こされたLさんの「その後」を書かせていただきます。
『他では絶対手に入らないアンティークの絨緞』『200~300万積まれても売らない価値ある絨緞』と喧伝され、目の前に並べられた2枚の絨緞。
200万という金額設定に納得のいかない彼女に、あらゆる手段での説得が、2日間に亘って、ほぼ軟禁状態の元で続けられました。
第2審において「販売は、違法行為もしくは双方の自由意志に反してなされたものではない。よって棄却すべし」との被告側の主張は退けられ、原告側の主張が全面的に認められる展開となっていました。
裁判所は絨緞の鑑定を行う事とし、この結果が最終的に裁判の左右を決するものとなります。
3名の専門家による鑑定結果
*1枚は中国製のシルク絨緞。被告が主張する『ヘレケ産』でも、『アンティーク』でもない。
*もう1枚はカザフスタンまたはコーカサス産のウールの絨緞。数10年以前に織られた古いモノで補修がなされている。
*2枚合わせて、最高でも14,320リラを越える事はない。

アヤソフィア(撮影は管理人)
「最高でも」という文言付きなので、市場価格はこれよりかなり下がるであろうが、日本円に換算して、60万~70万という鑑定結果。
これを受けて、最終審理において判決が言い渡されました。
「被告は、原告に200万という不正な対価を要求し、原告はその金額を支払った。絨緞の販売価格が品質と比較して適切でないことは明らかである。被告は200万と法廷利子を併せ、原告に返還せよ」
トルコという異郷において果敢にも挑んだ裁判で、Lさんは見事に「勝訴」という結果を勝ち取ったのです。

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『他では絶対手に入らないアンティークの絨緞』『200~300万積まれても売らない価値ある絨緞』と喧伝され、目の前に並べられた2枚の絨緞。
200万という金額設定に納得のいかない彼女に、あらゆる手段での説得が、2日間に亘って、ほぼ軟禁状態の元で続けられました。
第2審において「販売は、違法行為もしくは双方の自由意志に反してなされたものではない。よって棄却すべし」との被告側の主張は退けられ、原告側の主張が全面的に認められる展開となっていました。
裁判所は絨緞の鑑定を行う事とし、この結果が最終的に裁判の左右を決するものとなります。
3名の専門家による鑑定結果
*1枚は中国製のシルク絨緞。被告が主張する『ヘレケ産』でも、『アンティーク』でもない。
*もう1枚はカザフスタンまたはコーカサス産のウールの絨緞。数10年以前に織られた古いモノで補修がなされている。
*2枚合わせて、最高でも14,320リラを越える事はない。

アヤソフィア(撮影は管理人)
「最高でも」という文言付きなので、市場価格はこれよりかなり下がるであろうが、日本円に換算して、60万~70万という鑑定結果。
これを受けて、最終審理において判決が言い渡されました。
「被告は、原告に200万という不正な対価を要求し、原告はその金額を支払った。絨緞の販売価格が品質と比較して適切でないことは明らかである。被告は200万と法廷利子を併せ、原告に返還せよ」
トルコという異郷において果敢にも挑んだ裁判で、Lさんは見事に「勝訴」という結果を勝ち取ったのです。

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