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リストマーク トルコで絨毯詐欺に遭った・・「カード引き落とし阻止」まとめ 

2011年09月22日 ()
トルコ旅行 * 旅行
トルコで、詐欺の被害に遭い、カード払いにて絨毯を購入してしまった場合、いかにして、カード会社に引き落としを中止させるか。
Gさんの例を元に、流れをまとめてみました。

カード会社へ、「支払い停止の抗弁書」および、「被害届」を提出するために以下の行動を起こしましょう。
1.在イスタンブール総領事館、もしくは在トルコ日本国大使館にただちに連絡し、相談する。(イスタンブール領事館には、絨毯屋やボッタクリバ-による詐欺被害、レイプその他犯罪に対応する担当領事、副領事がいます)
2.領事館通訳リストの中から、ひとりを選び依頼、その通訳とともに現地警察へ赴く。(通訳費用は、1時間拘束ごとに3000円)
現地警察にて被害届(トルコ語)が受理されたら、英訳もしくは和訳して、カード会社に送付する。

カード会社は、カード名義人のサインという「エビデンス」を持っている以上、「引き落とし」の権利は、正当かつ、絶対です。これを撤回させるには、「詐欺被害届」の受理が有効であるらしいという事が、今回の件で分かってきました。

トプカピ宮殿
トプカピ宮殿(読者の方からご提供)

Gさんの「交渉術」として、以下のアドバイスもいただきました。
1.各関係先への電話連絡には、スカイプが便利である。
2.証拠になる可能性もあるので、会話は、携帯のボイスレコーダ-に録音する。
また、交渉相手に本気で取り組んでもらうために、録音していることをあえて伝えたこともあった。

Gさんの3ケ月に亘る、詳しい「戦い」は、カテゴリの「Gさんのカード引き落とし阻止」からお入りください。

さて、私が、2009年9月のトルコ旅行の折りに、愚かにも200万の絨毯を買ってしまってから丸2年、記録を中断してからも1年の月日が過ぎました。次回からは「私自身の記録」を再開したいと考えております。今後もよろしくお付き合いくださいませ。

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[2011.09.22(Thu) 23:00] カード引き落とし阻止2010年→イズxxxTrackback(1) | Comments(7) 見る▼
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COMMENT

祝☆記録の再開 by -
ヾ(^▽^)ノ待ってました~~!!頑張れ、かこさん!!

転記させてください by TomoOrinetalDance
 お元気ですか。
かこさんがブログを立ち上げてからまだ2年もたっていないんですね。
今回の「カード引き落とし阻止」のブログ内容を、そのまま私のブログに転記させていただけませんでしょうか?
どんどん新手の詐欺が出てくるのは本当に恐ろしい事です。

ありがとうございます! by かこ
1748の方へ
はい、頑張ります。今後もよろしくお願いいたします!

Tomoさま
転記をありがとうございます。
さっそく拝見いたしました。
ほんとうに、つぎつぎと新手を考えつくものですね。
Tomoさんが書いてらっしゃるように、「時間をかけて長期的に大金を騙取る行為は他の国では聞いたこともありません」に、心底納得します。

再開! by はり
再開を待っていました!今でも絨毯詐欺は続いているようですね。
トルコ人が簡単に日本に渡航できるから(短期滞在なら査証免除)か日本国内でも詐欺が起こっている現状、被害者が泣き寝入りしないで済むようになって欲しいものです。

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1759の方へ by かこ
お久しぶりです!
メールアドレスを紛失してしまいました。
非公開で教えてください。

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リストマーク Gさんの「カード引き落とし阻止 」最終回 

2011年09月10日 ()
トルコ旅行 * 旅行
時:2011年
所:絨毯屋 PEooooS (トルコイスタンブール

現地で、Gさんの通訳を担当したイスタンブール領事館通訳(副領事の紹介)は、優秀な方だったようです。クムカプ警察署において、警察官に的確に状況を伝え、原告の心情を訴え、被告たちとも会話し、Gさんの代理人かのごとく、通訳の枠を越えた仕事ぶりだったと聞きました。
プライベートでも、若いGさんの身を案じて、4日間に亘って何かと気遣いをされ、Gさんは「感謝の気持でいっぱい」と日記に綴っています。
今回、この通訳を始め、業務を越えた扱いで善処した法人もおり、オフレコゆえ明らかにはできませんが、関わった多くの日本人が、協力とサポートを惜しみなかったことを、記させていただきたいと思います。

Gさんは、帰国後、トルコ旅行中に出会ったメンバーと再会し、「飲み会」を開きました。その時の感想を、日記にこう書き記しています。

トプカピ宮殿
トプカピ宮殿(読者の方からご提供)

私は生涯この体験を忘れることはないだろう
世界がひっくり返って、その世界が終わってしまうかのような感覚
ほんとうにそれくらいショックは大きかった

あんなに泣き続けたこと
あんなに不安になったこと
あんなに海外が嫌いになったこと
あんなに自分を責めたことは、いまだかつてなかった

そんな精神的ストレスで不安な状態から、
それでも最終的にトルコの旅を素敵なものとして終えることができたのは
トルコで出会った素敵な日本人たちのおかげだった
日本から必死に支えてくれた人達のおかげだった

昨日、もう一度みなさんに会えてよかった
ほんとうに素敵な時間だったなあ...

詐欺師達は、騙された被害者の気持を、どれだけ深く傷つけているかを、思い知るべきである。

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「素・敵・な」絨毯(allenさんのブログ)
http://blog.livedoor.jp/allens_diary/archives/51797212.html

[2011.09.10(Sat) 22:30] カード引き落とし阻止2010年→イズxxxTrackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

お礼 by Gの母
かこ様。三か月を超える長期間、娘Gの詐欺事件を的確にブログに掲載いただきありがとうございました。カコ様のブログは娘のトルコ旅行の少しまえから拝見しておりました。イスタンブール到着直後に親日な絨毯やと知り合ったと聞き、カコ様のブログの体験談をコピペして送り、注意喚起したのですが、掲載のとおりの詐欺事件に遭遇してしまいました。領事館等で詐欺に合わないように注意喚起されており、それはそれで、大変有効な告知であると思いますが、詐欺にあってからどう対処したらよいのか、なかなか、よい指針がなかったように思います。その中で、カコ様のブログには具体的な多くの助言が示唆されており、今回の事件解決に大変役立ちました。改めてお礼申し上げます。これからも詐欺等の撲滅のためがんばってください。応援しています。

こちらこそありがとうございます by かこ
Gさま
コメントをいただき、ありがとうございました。
時系列に詳細に記された、お母さまの「記録」と、そのときどきの気持を率直に綴られたお嬢様の「日記」を頂戴いたしましたこと、あらためてお礼申し上げます。
今回、被害届の受理が、カード会社への対処に有効であるということが分かったことは、非常に大きかったと思います。
これからは、泣き寝入りせずに、トルコで警察に訴え出る被害者も増えていくことと思います。
私のブログへは、お嬢様の旅行前から、ご訪問いただいていたのですね。ありがとうございます。体験談をコピペされて送られたとは、存じ上げませんでした。
今後も詐欺撲滅のために、微力ながらがんばっていきたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。
応援、ほんとうに有り難く受けとめております。

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リストマーク Gさんの「カード引き落とし阻止 」18 

2011年09月06日 ()
トルコ旅行 * 旅行
時:2011年
所:絨毯屋 PEooooS (トルコイスタンブール

「カード引き落としを阻止」に成功した決め手は、何だったのか。
Gさんのお母さまも「分からない」とされていますが、やはり現地警察で「詐欺容疑」にて、被害届が受理されたことが大きかったのではないでしょうか。
カード会社としては、詐欺となれば、引き落としを強行することはできなかったはずと思います。

今回、o天カード会社は、高額であることから「不正使用」を疑って、いち早くGさんに連絡を取りました。これが発端となって事件が顕在化したことを考えると、このカード会社の管理体制はしっかりしていたのだと思います。
トルコ絨毯屋がらみで、各カード会社への「限度額引き上げ」要請電話は少なからずあるようですから、この点に関しても、カード会社としては対策を講じるべきと思います。

マルマラ海
マルマラ海(撮影は管理人)

事件解決からしばらくたって、Gさん宅にo天カード担当者から電話が入りました。
「o天さんが、被害を被ることはないでしょうね」との、以前からのGさん宅の気遣いに、「先方への入金がストップされたか、もしくは先方から返金された」として、カード会社の負担はなかったことを報告してきたのでした。

絨毯屋PEooooSへの違法な入金はなかったことを確認したGさんのお母さまは、私にこう伝えてこられました。
「完璧に勝利したことを、確信いたしました」

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「素・敵・な」絨毯
http://blog.livedoor.jp/allens_diary/archives/51797212.html
[2011.09.06(Tue) 00:43] カード引き落とし阻止2010年→イズxxxTrackback(0) | Comments(1) 見る▼
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リストマーク Gさんの「カード引き落とし阻止 」17 

2011年08月31日 ()
トルコ旅行 * 旅行
時:2011年
所:絨毯屋 PEooooS (トルコイスタンブール

67日目
o天カードからの「引き落としをしない」との連絡を受け、GさんはすぐDHLに電話し、返品の手続きを依頼します。折り返し、DHLからは、返送の荷物番号、及びインボイス(海外へ発送する荷物の中身を説明する書類。納品明細書)などの証明書類がFAXにて送られてきました。Gさんはそれらの書類を、特定郵便にてo天カードへ送付します。

71日目
o天カードに電話し、DHLの書類が届いたことを確認します。
「PEooooSから、32万がきちんと返金されるのかどうか、知りたい」との、Gさんの言葉に、o天カード担当者は、こう答えました。
「勝算はある」

絨毯は、X月X日成田を出発、4日後、トルコイスタンブール絨毯屋PEooooSに到着したことが、ネット上にて確認される。
o天カードは、「取り決め」通り、32万の決済を行うことはなかった。


ブルーモスク
トブルーモスク(撮影は管理人)

2ケ月以上もの長きに亘って、カード会社をはじめとして、DHL、消費生活センター、イスタンブール領事館、トルコ警察、トルコ駐日大使館、領事館通訳、翻訳に携わった友人・・と、さまざまな方面に働きかけた結果つかみ取った、Gさん一家の「価値ある勝利」でした。

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「素・敵・な」絨毯
http://blog.livedoor.jp/allens_diary/archives/51797212.html
[2011.08.31(Wed) 23:30] カード引き落とし阻止2010年→イズxxxTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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リストマーク Gさんの「カード引き落とし阻止 」16 

2011年08月27日 ()
トルコ旅行 * 旅行
時:2011年
所:絨毯屋 PEooooS (トルコイスタンブール

46日目
DHLより電話があり、「荷物の引き取りを、先方『絨毯屋PEooooS』に再三問い合わせしているが応じない。このままでは廃棄処分になるが、それでよいか」と聞いてきました。
Gさん宅は、「受け取る気はないので、それで構わない」と返答します。
が、再度検討して、「まだ係争中なので、いましばらく保管してほしい」と依頼し、承諾を得ました。

56日目
アンタルヤの学生から「被害届」の英訳が届く。
すぐ特定記録郵便でo天カードへ送付する。

57日目
o天カードセキュリティセンターから、連絡が入ります。
「相手側は荷物がないので、返金には応じられないと云っている」
トルコのアクワイアラである『DENIZ銀行』が、荷物返品の意思はあるかと聞いてきたが、どうするか?」
Gさんは「相手を信用できない。荷物はなくなり、32万も戻らないという状況にならないとは、云えない」と返答します。
「必ず返金するという証明文書か、確約があれば、荷物を送り返す」

モザイク博物館
モザイク博物館(撮影は管理人)

67日目
再び、o天カードから電話。
成田に留め置かれている荷物が、X月X日までに、トルコに移動を完了したということがネット上にて確認できたなら、Gさんの口座から32万は引き落とさない

ついに、カード会社は公言しました。
「引き落としはしない」

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「素・敵・な」絨毯屋
http://blog.livedoor.jp/allens_diary/archives/51797212.html
[2011.08.27(Sat) 00:13] カード引き落とし阻止2010年→イズxxxTrackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

家族の協力 by メデューサ
こんばんは。
ご無沙汰をしておりました。

Gさんの場合はお父さまの協力あって無事に解決できたのですね。
即、訴えを起こしても公的機関に被害を認めてもらえるまでに30日かかって、カード会社が引き落としをしないと決定するのが60日後ですか…
本当に気力との戦いですね。

これからもブログの更新を応援しております。

一致団結 by かこ
メデューサさま

こちらこそご無汰沙しております。
サインという「エビデンス」をくつがえさせるのは並大抵ではなく、今回のGさんの一件で、これをなし得た意味は非常に大きいと、思っています。
日本とトルコ間との連絡に要する時間、また文書等の通訳など、多くの時間とわずらわしさがあったことと思いますが、一歩ずつ成し遂げていった、Gさんご一家の努力が光ります。

メデューサ さま、応援を、ほんとうにありがとうございます。
今後もよろしくお願いいたします。

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